亡国とは、黙って静かに生きてきた末に訪れる現象ではない。強風にあおられた波が前後左右にぶつかっては泡立つように、社会がコントロールもなく流動し合っ た末に行きつく結末だ。 ローマ世界の終焉(上) P.33 こんな言葉が綴られてしまうまでになった古…
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