今週も大騒ぎ?

先週は高熱でダウンしていた長男も昨日から何とかいつもの調子を取り戻し、一週間ぶりに今日からまた保育園へと登園した。
さすがに久しぶりの登園では疲れたのだろう、彼の気持ちとしては元気そうなのだが夕食後のヴァイオリンの練習の頃には睡魔に襲われて仕方がなかったようだった。

ところでこうやって家内で一人が調子を崩すと心配になるのが「他に感染するか?」である。大概の場合は家内の誰かが二次的に発症することが多く、今回も私たち夫婦の心配は「次男に染つるかどうか?」のそれであった。
長男の熱発中は幸いにして、次男は絶好調と言って良いくらいに元気で活発に過ごしていた。私たちもその姿を見て安心しきっていた。
そして今日で長男の発症から9日目、今朝の段階でも次男は元気、もう次男が発症することは無いだろうと確実に思った。しかしその思いも束の間、昼前には保育園の方から「熱発です。お迎えに来てください」と連絡があった。。。

子供が調子を崩せば面倒を見るのが親の責任であり、努めであることは間違いない。しかしながら先週に引き続き「今週もかぁー」と思ってしまったことも事実だ。
仕事をしている共働き世帯にとってこの状況は非常に厳しい状況を招く。特に業務の都合なんかを考えると簡単に「休みます。」とは言えない状況が多々ある。どちらか一方でも都合がつけば、それで問題はないのだが、お互いに休むことも出来ない日もある。それも2,3日の間の出来事であれば何とか無理をいう事も出来るかもしれないが、長引くとちょっと言いにくくなってしまう。特に今回のように兄弟で順番に罹患してしまうと、更に休まざるを得なくなってしまう。
幸いにして私たちの場合はお互いの両親がまだ健在で、都合が合えばどちらかの祖父母の“誰か”が看てくれることも出来る。だから先週の長男の場合は私たちとそれぞれの祖父母、計6人の大人が順番に看ていた。
こういった状況の時にはお互いの両親に本当に世話をかけてしまう。
しかし「もしも?」で考えてしまう。
「共働きの私たち、もしそれぞれの両親が遠くに住んでいたら?」
こういった状況で共働きをされている方々は日本国中に溢れていると思うが、皆さんどうされているのだろう?
確かに自治体の施策なんかで「病児保育」の制度もあるが、あまり使い勝手のよいものでもない。
そもそも「病児保育」を提供している施設が少ない、「少ない」ということは自分たちの生活圏から施設が遠く離れている場合が多い。そして「受け入れ可能人数」も少ない。
だから、利用しにくい。

こういった「子供の病気」のことも加え、保育園等に入所できない「待機児童」の問題も合わせて考えると、都市部において若い共働き世帯、これから共働きをしたいと考えている世帯がが安心して「子育て」を行える環境はまだまだ整備が不十分だと実感する。

次男は元気になるかな?