水の使い方

毎日の生活、そして生きていく上で水は欠かすことの出来ないもの。
日本において生活している限り、生活用水に困るようなことは滅多におこらない。だからツイツイ何も考えないまま水を使いすぎちゃうことも多い。

「私たちと世界を取り巻く「水」情報」の中にこんな一説がある。

水の保護に関する情報
・ 1 日に使う水の量の平均は、日本やアメリカの都市部居住者が600 リットル、ヨーロッ
パの人々が300 リットルであるのに対し、サハラ以南の人々は10-20 リットルである。
蛇口を開いたままにすると、1 分で7-12 リットルの水を使い、スプリンクラーやホース
での水撒きは1 分に約20 リットルの水を使い、トイレを1 回流すと6-12 リットルの水
を使っていることになる。

思っている以上に使っているみたいだ。
私の場合は一応「モッタイナイ」の精神でもって*1、日々“節水”に努めている(つもり)。
しかし、実際のところは日常生活動作において一体どれくらいの水を消費しているのかあまり実感していなかった。
だから先日、朝の整容時にシンクの排水口の栓を閉じた状態でやってみた。
最初はいつもと同じように水勢に気をつけながら、こまめに蛇口を開け閉めしていたのだが、それでもみるみるうちにシンクに水は溜まっていった。
途中からは更に意識して水勢を抑えつつ使用したのだが、それでもますます溜まっていった。
最終的に整容が終わる頃までに、シンクには溢れそうなほどの水が溜まっていた。

想定していた以上に使っているようだった。

ここから想像を膨らませると、普段の何気ない行為の中で使う水の量は相当なものであることが実感できた。

今夏は冬場に雪が少なかったせいで水不足になることも考えられる、もう少し節水に努めねばと改めて感じたのであった。

*1:この場合の「モッタイナイ」はエコロジーというよりはエコノミーに重点があるかも・・・