今日の出来事

今週は落ち着かない一週間になりそうな予感がタップリの週明け月曜日だった。
先週末に神戸で感染が確認された新型インフルエンザ、その後どうなるかと見守っていたら感染拡大が一気に加速し、現時点(23:45現在)で160人以上の感染が確認されているようだ。

出勤時からの街の変化を見ていると、阪急沿線で感染が広がっているからなのか阪急京都線に乗車している人はマスク着用率(10人に1人ぐらいの割合)が高かった。
それ以外の京都市営地下鉄近鉄京都線、JRなどは確かに普段よりマスクをされている方は多かったが、それでも私が考えていたよりは少なかった。

マスクはやはり“売り切れ!”が続出のようで、妻が勤務する薬局では朝の開局から1時間で全てのマスクが売れてしまったそうだ。そしてその後も電話でマスクの在庫確認がひっきりなしにあったそうだ。

それでもって職場である病院にも変化はあった。
まず、近隣地域で発生したということもあり、職員全員「マスク着用」となった。
職員全員がマスク姿となっているので、来院される方も少し妙な具合で緊張されていた様子だった。
院内への出入りに関しても、出入り口を時間帯に応じて限定及び制限し、その付近に職員を配置した。

外来に関しては、小規模病院なので「発熱外来」の設置はない。
もし万が一“熱発”等の症状で疑わしい方が来院された場合には、他の方々と接することの無いように別ルートで隔離された場所へとご案内し、そこでの応対となった。
(ちなみに本日、夕方までの私の勤務時間中に“別室対応”となった方が2名おられた、いずれも発熱外来へ紹介となった)

というような具合で、今日一日私の周りの出来事を極々簡単に記してみた。
まぁ、どんなに対策を施したとしてもいずれ京都市内でも感染者は発生するはずです。というのか、表面化していないだけでもうすでに“潜在的な感染者”は多分いるのでしょう。そう思っています。

当方の病院にしても対策は講じていてもまだまだ不備なところが多いです。あくまで本番は半年先の冬であり、いつ発生するかわからないもう一つの新型インフルエンザです。今回のことはそれらに向けたリアルな“予行演習”となるでしょう。

さぁ、まだまだ事態は転回していきそうです。