少し落ち着いてきたのかな?
新型の話題で賑わっている関西地方です。
朝の出勤時の様子を観ていると、マスク姿の人は昨日より確実に増えていました。外での着用はどうかともおもいますが、やはり電車内など密閉された空間に居合わせるときには着用しておいた方が良いのかと思います。
職場の方では「マスクの着用」「出入り口の制限」「面会の制限」等の変化に職員や来院される方々もなれたきた様子で、昨日よりは落ち着いた雰囲気がありました。それでも熱発などを訴えて来院される方がいると緊張が走りますね。
マスクについては、そこら中で“買占め”騒ぎが起こっているようでした。中にはスーパーのカゴイッパイにマスクを購入された方もいるという話も聞きました。加えて私たちにも「マスクない?余っていたら欲しいんだけど」という話もありました、しかし病院もすでに発注している分が入荷されない状況(メーカー、卸しが欠品状態)です。
もう覚悟を決めましょう。
もう自分や、もしくは家族、身近な人が「新型に感染」と何時言われてもおかしくない状況になっているでしょう。
もうすぐそこです。
すこし話は逸れますが、今回の新型発生の状況をみていて以前よんだ本を思い出しました。
- 作者: リチャードプレストン,Richard Preston,高見浩
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 1995/11
- メディア: 新書
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インフルエンザウィルスじゃないですが、エボラウィルスのリアルな話で、未知の致死性ウィルスとの関りとそれらのウィルスの扱い方、バイオハザードの在り方など、興味が尽きることがありませんでした。
これを読むと、未知のウィルスに感染した人の扱われ方などが解るのではないでしょうか。
- 作者: リチャードプレストン,Richard M. Preston,高見浩
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 1998/06
- メディア: 単行本
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- 作者: リチャードプレストン,Richard M. Preston,高見浩
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 1998/06
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上記「ホットゾーン」の作者繋がりですが、こちらはフィクションです。記憶が不確かですが数種の既知のウィルス遺伝子を合わせて“新型”をつくりバラ撒くといった事件であったと思います。色んなウィルスの特徴が摑みやすかったと記憶しています。
殺人病ファイル最新版―最も危険な56のウイルス・細菌・寄生虫
- 作者: 21世紀感染症研究会
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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こちらもちょっとした“ウィルス小話”には最適だと思います。学生時代に何故かウィルスが気になって読んだ一冊でした。
- 作者: ロビン・マランツヘニッグ,Robin Marantz Henig,長野敬,赤松真紀
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1996/01
- メディア: 単行本
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これも学生時代に“ウィルス繋がり”で読んだ一冊ですが、人間の行動範囲が拡大したおかげで未知のウィルスと野遭遇する機会が格段に増えたという事。そしてそれらのウィルスが人類に与える影響は?といったことが書かれていたと思います。
以上のような何冊かの本の存在が頭の中に蘇ってきました。
さぁ明日はどうなっているかな?