必要な一日

今日は所用があって仕事を休んだ。3日間在る「夏休」の内、一日を消費することとした。

所用は次男の為のもので、妻と次男も一緒に行動する。長男だけはいつも通り保育園へといった、多分彼にとっては保育園に行くことの方が今日は楽しかったはず、給食が好物の「カレー」だったからね。

朝一で次男の目的地へと移動、予定では半日をこの用事に費やされるだろうと考えていたのだが、拍子抜けするぐらいにあっさりと1時間程で終わってしまった。
終わってしまえば「じゃぁ、それならば!」と妻と次男の3人でお出かけ!

“コンチキチン”っと祇園囃子の音色が聞こえる中、3人でブラブラと買い物をしたり、食事をしたりしながら過ごした。
と、あることに気がつく。
次男がいつも以上に機嫌がイイッ!
考えてみると、3人だけでどこかへ出かけるという事が少ない。次男にとってはお父さんとお母さんの二人を独占出来ているからなのだろうか、いつもは見せないぐらいのハシャギップリだった。
よく上の子供に対して「弟(妹)が出来ても、先ずは上の子を可愛がらなければならないよ」っていうような話を聞く。確かに我が家の場合も次男が誕生してしばらくすると、どんなに“お兄ちゃん大事ッ!”と一番に長男を可愛がってはいても、ある時期の間長男はどことなく落ちつかない様子をみせたり、我がまま三昧になったりした。
それも最近になってようやく落ち着いてきたように思う。

今まではとにかく“お兄ちゃんをメインに!”という前提で家族中が行動してきていたのだが、どうやらその行動様式も変更しなければならないようだ。“弟がメイン”って日も必要なようだ。
次男はまだ話をすることも出来ないし、自分の意思を上手く周囲の大人に伝えることも出来ない。私たちが感じてやらなきゃならないのだが、どうやら次男の現在の心境は彼の行いを見ていると“甘えたりない”ってことを言いたいみたいだ。
だから、次男に私たち夫婦を独占させる日、そしてとことん私たちに甘える日、そんな日を彼は求めているのだと今日一日を過ごして感じた。

甘える為の必要な一日・・・

「おとうとの日」を作ろう。