今さら気がついたこと
先日の日曜洋画劇場で「ロスト・ワールド〜ジュラシック・パーク〜」をやっていました。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: DVD
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この作品は先ず原作を読み、頭の中で「映画化されたら、こんな感じかな?」と想像を巡らせ、そして映画になったものを見て、その後ビデオやDVDそしてTVでと何度も見ていたはずなのですが、今回何度目かの視聴をしていて今さらですがある事に思いがいきました。
「この映画は主人公に対する脅威である恐竜を殺さないんだ」
という事に改めて気がついたんです。
本来こういったパニック系の作品だと主人公の存在(生命など)を脅かす敵(今回は各種の恐竜)が現れた場合、それらを如何にして排除・抹殺するかということが作品中で繰り広げられていき、そして最後には何とかして脅威を打ち倒すことが出来て、ハッピーエンドを迎えるという作品が多いと私は認識しています。
しかしこの「ロスト・ワールド」、恐竜により主人公やその周囲の人物などに対して脅威・生命の危機を与えられ続けたにも関わらず、打ち負かす方法を考えるのではなく恐竜を助け共存をとる。
これに気がついた時にはとても感心してしまいました。
「脅威を排除しない映画」、この部分で改めてスゴイなと感じました。