[[音楽][語録]その他雑記] お兄ちゃんの言葉

明日でようやく仕事納め、後半日残っている。
もう少し!

さて、片付けをしている時に先日の長男の発表会の際に関係者に配布された小冊子があった。そこにはその日の出演者の方々が一言メッセージを綴っていた。
当日はゆっくりと目を通す暇が無かったので、じっくりと読んでみた。


その中に次の一文があった。

演奏するということは、本物の素晴らしい作品を復元して奏でることができるということです。大切な遺産をまたつくりあげられる尊さを音にしたいと思います。


これは来春T芸大大学院に進学されることになった門下の偉大なお兄ちゃんの一文だ。
文章は短いが、その中に音楽に対して日々精進し、真面目に取り組まれている偉大なお兄ちゃんの内面が現れているように感じた。

そして発表会の後に門下のクリスマス会が行なわれ、その席で偉大なお兄ちゃんの壮行会も行なわれた。
その時にその偉大なお兄ちゃんは皆に向かってこう言った。

僕はここに(門下に)地盤(皆の気持ち)があるから、また次の一歩が踏み出せるのです

一言だったけど、いい言葉であった。


音楽に対して、周囲の人々に対してこのような言葉を伝えることの出来る、偉大なお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんが育った門下、育てられた師匠、そして多くの門下生の方々、そんな素晴らしい門下に出会えた事が長男にとって、また今の私たち家族にとってとても宝物であるといえる。