師匠のスイッチ


昨日、一昨日と11日(日)のチャリティーコンサートへの出演に向けた長男の個人レッスンと他のメンバーの方々との合奏練習がありました。
今回のチャリティーコンサート、長男(小一 7歳)は合奏で2曲の参加。他のメンバーの方は中学生や高校生のお姉さんたちやいつも気にかけてくださる優しいオジサン、そして師匠。。。。。
とても緊張するメンバー構成です。


そんな皆様方との練習や個人レッスンの時に感じたことがありました。
師匠はどんな時でも練習、演奏にはとても真面目でエネルギッシュに取り組まれています。メッチャ真剣です。それは長男が3歳の時から変わらないです。そんな師匠の「真剣」のスイッチが今回いつもとは違うと感じました。
いつもならコンクール時、発表会時にむけての練習では「自分にとってそれはベストの演奏なのか?」「お客さん(聞いてくれている人)にとって恥ずかしくない演奏か?」というように、“自分”を中心に捉えた事を言われていると私は理解していました。しかし、今回は「人に(お客さんに)聞いていただく演奏とはどういうことなのか」「お客さんは“聞きに”来てくださっているんだ」「聞いてくださった方が満足出来る音はなにか」といった具合に“自分の演奏”が大事ではなく“聞いてくださるお客さん”を中心にしたものでした。
それは本当にいつもとは違うスイッチが入っているようでした。
そんな師匠の姿、話し方を見て「プロの演奏家のプロ意識」というものを感じました。


いままで知っているようで知らなかった師匠のスイッチ、今回そのスイッチに触れ、師匠の心意気を知ることが出来たのは長男にとっても私たち“親”にとってもとてもイイ経験になることと思っています。



日曜日まで後わずか、高めていきたいと思います。