鉾建てその1
今日はちょっとしたご縁があって、函谷鉾の「鉾建て」のお手伝いをさせていただきました。
山鉾町の近所に住んでいて、祗園祭が好きですが、鉾建てに参加するのは初めての経験で、とても楽しみにしていました。
今日は鉾の全体を組み上げる作業の手伝いでした。
先ずは鉾のの中心となって鉾頭を取り付ける「真木」を取り付けです(これは大工さんの力仕事でした)。一時交通を遮断しての作業でした。
そして保存会の執行役の皆さんが鉾頭などを取り付けていかれます。
これはここの説明にでてくるhttp://www.kankoboko.jp/viewpoint/「孟嘗君(もうしょうくん)」のお姿です。この下に関をイメージした作りの中に「雌雄(しゆう)の鶏」が祀られていました。
で、大量の榊が大工さんの手によってカッコよく取り付けられた後、保存会の皆さん、私たちお手伝い、そして見学されていた皆さんで「紙垂(しで=小さな紙の御幣)」を取り付けました。
この時に最後に下に潜り込んで榊の後ろの方にまで取り付けていると、清めの塩が大量に降って来て全身を清められました。
それらが済むといよいよ鉾が起き上がります。
クレーンと大工さんのお力で建っていきます
ゆっくり、ゆっくりと。。。
立ち上がった時には周りから拍手が巻き起こりました。
という具合に午前中はここまで進んで、蔵から午後に使う部材を運び出した一旦終わりとなりました。
(つづく)