三人で遠足

今日は予定していた保育園の「親子遠足」が無くなってしまったので予定がポッカリと空いてしまいました。
妻は元々予定があって外出したのですが、野郎共3人はどこにも行くアテがありません。
そんな訳で私もどにも動きが鈍く「さてどうしたものか?」と考えた挙句、とりあえずオムスビを何個か握ってそれだけを持って三人で散歩に出かけました。

どこに向かうか決めずにテクテク・・・、何をしようかテクテク・・・
で、ようやくたどり着いた先は鴨川。
川面を吹き抜ける風がとても気持ちが良いです。
途中で買ったカラ揚げ棒をつまみつつ、三人で鴨川の流れを眺めながらオムスビを頬張って食べました。

まぁ、そんな風に外でオムスビなどを頬張ったので子供たちは少し遠足気分を味わってくれたのではないかと思っています。

それにしても鴨川と言えば、よく皆さんが思いつかれるのは「土手に等間隔で並んで座るカップルたち」ですが、今日土手に座って三人ですごしましたが、ずっと座っていたくなる気持ちが分からないでもないなと思いました。
目の前には水音をたてながら川が流れ、そこでは鳥たちが遊び、対岸を見れば走る人、同じく座っている人、音楽を奏でる人が居る。そしてまた川面に目をやると吹き抜ける風がたてるさざ波の変化が面白い。
目を瞑って耳をすませれば車やトラック、バイク、バス、人の歩く音や話し声、動物の息遣い、色々な音が入ってくる。そういった耳に入ってくる音を「なんだろう?なんの音だろう?」と考える。
とても想像力が掻き立てられる。
耳に入る音を頼りに瞼の裏に音から想像される光景を描いてみる。。。
そんな事をしていると、あっという間に時間は過ぎていく。
非日常の緩やかな時間だ。


そんな風に三人で過ごしてからまたテクテクと帰った。
途中で次男は抱っこしながら寝てしまい、その重量が腕にズッシリと応える。
長男は疲れたものの何とか家に辿り着き、一緒に喉を潤す彼はジュース、私は昼ビール(予定がない休日の特例だ!)

そしてその長男もついに寝てしまった。。。

お、窓の外は曇ってきた。
どうやら天気予報通りに夜には雨が降ってきそうだ・・・