まだ寒いよ。
昼間は陽なたにいるとそこそこ暖かいが、朝晩はまだ冷え込む事が大いにある。
だから、毎朝その日着る服装で悩む。朝の出勤時はまだ寒そうだけど、天気予報では「20℃くらいになる」なんて言っている。どうしよう？と悩んで組み合わせを選んでも、結局は「あッ、やっぱり暑かった」だとか「うッ、寒い」とそんな毎日を繰り返している。
そんな日常の中、今朝の出勤途中に見つけた事なのだが、驚いた。私のいつもの通勤路には、あるデパートのウィンドウが在る、そのウィンドウは通常、火曜日の夜に制作変更される。今日は水曜日、だから昨夜の間に作り変えられたのだが、なんと今朝にはそこに居るマネキン達は端から端まで皆「浴衣」を着ていた！（昨日までは、源氏物語千年紀だとか、とにかくまだそこには春があった）
一瞬、見間違いかと思った。だけどやっぱりそこには「浴衣」がディスプレイされているし、ポップの中にも「夏」の文字が居る。今は何月？まだ４月だよ。それにそのウィンドウの前を行き交う人達の中にはまだコート姿やストールやショールを纏っている人もいるのに！
なんなんだこの季節感のギャップは！「季節の先取り」って事なのだろうけど、もう少し考えてはと思う。
他の事にしてもそう、デパートでは早いところだと９月の末には「お節の予約」が始まり、10月になればクリスマスっぽい装飾に店内が変わっていく。なんだかこういったものが始まるのが段々と早まっていると感じる。
まあ、そういった「先取り」に惑わされる私たちが居るから、こうやって早くなってくるんだろうけど、それにしてももう少し落ち着いてくれよ。お互いにね…
