散り始め・・・

今年のもいよいよ散り始めた・・・。
3月26日の開花宣言以来、少しづつ少しづつ咲いて行きそして2週間ほどかけて満開となった。しかし、その時にはすでに最初の頃に咲いた花は散り始めている。
満開というその時の絶頂がくれば、それは同時に「終わりの始まり・・・」、なんとも儚いものである。人生や歴史も同じように、栄えれば絶頂を迎えればそれは終わりの始まりなんだなと、今年の桜を眺めながら思った。
いつまでも続かない華やかさ、好調さを感じるところにそして散りぎわの儚さが日本人が桜を好きな理由なのだろう。
それにしても、今年は早くに咲いたのでもっと早くに散ってしまうかとも思っていたが、途中に「花冷え」もあり長い間花が楽しめてよかった。また来年もよろしくである。