国家の謀略

国家の謀略

国家の謀略


久しぶりに最後まで読み終えた一冊である。ここひと月ほどは、何冊かに手を出すものの最後まで読みきることが無かった。その中でようやく最後まで一息で読みきった一冊である。

内容としては、雑誌に連載されていたものを再編しそして一冊にまとめてあるので、その連載が書かれて当時と今とを比較して社会がどのように変化していったのかという検証や、これから先の変化を予測しているので今後の展開が気になる内容等など盛り沢山で飽きることが無かった。

率直に私がこの本から感じたことは、
何事にせよ相手(人物や組織、団体)を理解するためには言葉や行いの端々に見え隠れしていることを察知し、そして出来事の行間を読む。それにより内在的論理を正確に把握することが有用である。
と理解した。

その他、時々紹介されているインテリジェンスのプロ達が使う様々な技法が掲載されており興味は尽きることは無い