一年間で得たもの


今年度、長男と妻は京響が行う「オーケストラ・ディスカバリー」という4回シリーズの演奏会に通っていました。
以前にも嘆いていましたが、オーケストラ等の演奏会というものは大体が「未就学児童お断り」というものがほとんどです。だから我が家の場合長男はまだ年中組の4歳児クラス(現在は5歳です)なので、なかなか「本物の生演奏」を聴く機会がほとんどありませんでした。そんな中で京響の「オーケストラ・ディスカバリー」は「5歳以上」から入場可能なのです。昨年このプログラムを見つけた時には「これはチャンス!」と思ったのですが、昨年の段階では長男はまだ4歳、“年齢制限”をクリア出来ていませんでした。だけど親としては年齢制限よりも経験を重視して、彼は私に似て体つきも大きい方なので1歳だけサバを読んで参加していました。

そして昨日はその「オーケストラ・ディスカバリー2009」の最終回でした。
内容はただ演奏があるだけではなく。「ディスカバリー」と付くだけあって、「オーケストラとは?」や「オーケストラとオペラ」といったようなテーマが毎回あって充実した内容のようでした。
毎回そうなのですが、会場の京都コンサートホールまで迎に行って遠くから歩いてくる姿や顔を見ていると興奮して上気した顔つきになっています。そしてその日会場で自分が見聞きしたことを矢継ぎ早に話してくれます。いかに楽しかったか、どんなに面白いものを見たのか、それを一生懸命に伝えてくれます。
そんな姿を見て、話を聞くだけも“サバを読んで”参加した価値はあったと思います。
彼にとってもそうだし、我が家にとっても良かったのではないかと思っています。


で、来年度はもう5歳になっているので堂々と参加出来ます。
来年度の「オーケストラ・ディスカバリー2010 4回シリーズ」の年間チケットの発売が来週、21日(日)から始まるようです。
楽しみです
京都市交響楽団 オーケストラ・ディスカバリー2010「オーケストラ大解剖!」第1回「吹奏楽VSオーケストラ」