帰り道にて

最近、保育園にお迎えに行く機会が多い。
以前は迎に行った後は、できるだけ早く家に辿り着いて色々とある“やるべき事”を済まそうとしていた。だけどこのところは、そんなに急いで帰ろうとはしていない。気候が好くなって来たということや、次男もしっかりと自宅まで歩いて帰ることが出来る体力が付いてきたということもあって、私がお迎えの時には出来るだけ歩いて帰るようにしている。
そしてそれはこれまでに何度か書いたように楽しい。
彼らには日課のスポットがあって
金魚さんにご挨拶したり

一枚だけキリンさんになっているタイルに擦り寄ったり

この他にも隠れる場所なんかもある。
決まりきったコースだけど、そういった仕草を見ているのはとても楽しい。

後は歩いて帰ると、いつもより時間がかかるので色々な事を喋る時間もあるということだ。
長男は一人前以上によく喋ってくれるので、先ずは好きなように喋らせておく、そうすると大体その日一日何をして遊んだか、何を考えていたかを彼なりの言葉で伝えてくれる。で、こちらも2,3聞きたい事を訪ねてみたり、分からない箇所のことを聞くと一日の様子が分かる。
その他に親心として気になるのは、保育園での本人と先生や他の園児たちとの人間関係がある。これはストレートに聞いても本人は上手く話したり出来ないので、遠回しに聞いてみる
例えば
「〇〇くんは元気に保育園に来ている?」
「〇〇ちゃんはいつも何して遊んではんの?」
「□□先生は元気?」

などというように聞いてみる。
するとあまり気の合わない子や、苦手な子のことはあまり多くを話さないように感じる。
そうやって度々聞いていると、たまに話題の中心になる「子」が変わることがある、それがその時々における“おトモダチ”の変わり時みたいだ。
先生についても同じような感じで、何となくお気にいりがどの先生なのかが分かる。。。
だからと言って保育所内での人間関係がどのようなものか解かったとしてもそれで私がどうこうする訳では、どうこう出来る訳ではない。
ただ、保育園に楽しんで行っているのか?そうではないのか?についての一つの指標にはなる

家に帰るとゆっくりと聞くことが出来ないことが多いので(ホントは良くないんでしょうが)、こうやって歩きながら楽しみつつ昼間の彼等の見えない部分の過ごし方を探るのです。

しかし、「楽しく歩いて帰る」それが何より今は楽しいですね。