ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)

読み終えました。
久しぶりに“当たりッ!!”な一冊でした。

学びたい気持ちがあれば、いつでも、何歳になっても、どこでも学ぶことが出来る。そういった素晴らしい環境が整っている。
これまでは時々興味をもって、身近な国内の大学の講義を聴いてみたり、英語が理解出来ないままMITのOCWを覗いたりしていました。しかし、今回の梅田さんと飯吉さん、お二人の対談を目にして「ウェブで学ぶ」という世界は私が理解していた以上に大幅に進んでいるということを知りました。読んでいて次から次に紹介される事例にワクワクし、とても楽しく感じ、そして自分が高校生や大学生の時代にこれらがあればもっともっと楽しかっただろうと思い、これから成長し人生が「学び」の領域に入り、オープンエデュケーションの世界が整備されている時代を生きていく私の子供たちがとても羨ましくも思えた。しかし、子供たちに先ずは「ウェブで学ぶ」、学べる世界が広がっているということ知らせてやらねばならないので、自分も少しづつ体験し、そして子供たちがもう少し成長し、実際に学びをスタートさせた時には一緒に学んでいけば良いかとも感じた。

本当に読んでいるあいだ、脳の温度が上がりっぱなしであった。

中高生には、そしてこれから成長していくまだ小さな子を持つ親にも絶対にお薦めの一冊だ!