節分の小話

今日の職場は前日の節分の話がいっぱい。
恵方巻きにしても、一本は一度に食べきれないから半分にして食べたって人、中には一本では物足りず3本も食べたと言う豪快な80前のオジイチャマ。

皆さん楽しそうな節分だったようだ。

そんな中、あるオバァチャマがこんな話をした。

「先生、昨日豆を食べようと思うたら一袋やったら足りひんかってん」

「なんでなん?」

と問うと、

「だってな、私89やん。せやし、神さんに90、仏さんに90、それから近所のお地蔵さんにも90、最後に私も90食べようと思ったらもう数がなかったんよ。ハッハッハッー」

「・・・・・。た、確かにそれだけ使ったら一袋では足りんね。」

話の豪快さに負けました。
聞くところによると、昔は自分の歳の分だけお地蔵さんにもお供えされていたそうです。

とても元気なオバァチャマの節分小話でした。