メダカとタニシ

我が家にはメダカが住む水槽がある。
あまり世話をしなくてもイイという話を聞いていたので、本当にほとんど掃除などをしていなかった。
すると、水槽は汚れに汚れ、内面は苔に覆われ、水は透明度が低下して掃除をしようにもその気を削ぐような状態になってしまっていた。

そしてそのような最悪の状態である水槽にある日数匹のタニシを投入してみた(タニシは実家の水槽からもらった)。
何となく貝類は水質を浄化してくれるというイメージがあったので、淡い期待をいだきつつタニシを投入してみた。
するとどうだろう、タニシは活発に動き始めた。水槽の内面にある苔を食べ始めた。
そして数日後には内面を厚く覆っていたコケ類はキレイに除去され、そして水質も入れ替えることもなく水槽の反対側が見えるまでに透過された。

これは驚きだった。
タニシさま、バンザイだった。

今ではメダカよりもタニシがどうやって、水中や水面を移動し、どのよう活動しているかを観察するのが日課になっている。

タニシの力を侮っていた。