餅つきの話題

今年も残すところ20日と少し、日が暮れるのも早いですが、年末までに残された日々もあっという間に過ぎていく感じです。

さて、この時期になるとクリスマスや迎春準備の話題がアチラコチラから聞こえてきます。
最近はスーパーなどで買うことが増えた「お餅」も本来なら、年末に各ご家庭で準備する事が多かったものでしょう。次男はちょうど昨日学校の授業で、自分たちで春に田植えをし、秋に稲刈りと脱穀をした餅米を使って餅つきをしていました。つきたての餅を食べ、家にも少し持って帰って来てくれていたので、今朝の朝食はきな粉、砂糖醤油、雑煮仕立ての餅朝食でした。
私も時々食べたくなる時がありますが、出来立て、焼き立てのお餅は美味しいものですね。

という具合に餅に触れていると、職場では患者さんたちが年末の餅つきについて話をしておられました。お話を聞いてみると、職場の近所のご家庭では毎年年末の決まった日に朝早くから杵と臼で餅をつかれています。ご自宅だけの分ではなく、子や孫の家、そして親類の家庭分まで作られるということでした。一体どれくらいの量になるのかが疑問で訊ねてみると「一俵ほどつくよ」と軽く言われました。別に農家でもなく、お商売で使われるのでもないのですが、とにかく「一俵」分の餅をつかれるそうです。それも杵と臼でです。規模の想像がつきません。。。 時間的には朝4時頃から蒸し始めて、全部つき終わるのが夕方4時頃になると言われてました。スゴイですね。
昔はこういう具合に親類一同が集まって皆さんで餅つきをされるのが多かったんですかね?

最近は年末になると自分自身ばかりでなく、周囲もバタバタと忙しいばかりで、ゆっくりとした迎春準備ってものができたためしがありませんが、皆で集まって餅をつき、それをそれぞれに分け合うってのは繋がりを再構築するためにも大事かもしれませんね。