ステージ

昨日は、子供たちがヴァイオリンを始めた初期に大変お世話になった師匠門下の発表会だった。

長男は、次のステップのために、師事する先生は変わっているが、師匠は今でも発表会の度に声をかけてくださり、
“里帰り”出演をさせていただいていた。
小さい子供から、80歳を超える高齢の方まで。。。 
幅広い年齢層の方が師匠の人柄を慕って、レッスンに通われていた。

長男も、3歳の頃より数年間お世話になり、その間、妻と私も、師匠からは、ご自身の体験を元にした音楽教育だけでなく、生き方や、考え方など沢山の事を教えていただきました。
師匠は
「音楽の力で民族の壁を超えたいという想いがあります。
音楽は言葉よりも抽象的な言葉で、喜びは喜びを伝える音楽、悲しみは悲しみを伝える音楽があり、
民族も越えて想いを伝える」
というような事をよく話しておられました。
なので、単なる、音楽の先生、ヴァイオリンの先生・師匠という関係以上に、子供たちの成長過程において大きな関わりをもっていただいた。

その発表会も師匠の色々なご事情により、今回で発表会は休止とされる。

とても寂しいことだけど、仕方ないこと。。。
また、再開される時を待って、それまでの間に師匠に植えて、育てていただいた小さな苗、門下の皆さんに見守ってもらい一緒に大きくなってきた苗をこれからも育てていきたいと思う。

また会える日まで。。。