一週間のお務め


長男が小学生となって、学校行事を通じて少しづつ「地域」との関わりが出来てくる。
これまでは夫婦それぞれの職場、保育園でのお付き合い、そして長男のお稽古事の関係と、この3つが主な外部との関わりで、地域社会とはほとんど関わりを持つこと無く数年間を今の場所で過ごしてきた。
しかしそれも“地元の学校”の小学生になり、新しい「場」が形成されると共に僅かづつだが変わってきた。

そんな地域との関わりの一つで、朝夕の子どもたちの登下校の時間帯に通学路に立って子どもたちの安全を「見守る」という取り組みがあって、親御さんたちが一週間交代でやっておられる。それが今週我が家にも当番として回ってきた。

こんな派手なピンクの帽子とピンクの腕章を付け*1、黄色い旗を持って妻と時間分担をしながら出勤前に立っていた。
1年生の親なので、ハッキリ言って生徒の顔をほとんど知らない。当然、子どもたちも知らない。そんな状態なので、当然子どもたちに「おはよう!」と声をかけても、初日は「おはようございます」と一応返してはくれるものの、照れくさいのか、もしくは内心「なんやこの大きいオッチャンは!?」とでも思っているのか少し怪訝そうな感じだった。しかしそれも二日目からはちゃんと「学校関係者」と認識してくれたようで笑顔で返事を返してくれるようになった。
近所の人とも少しだけ顔なじみになって、「ゴクローさんです」などとお声をかけていただいたりもした。そううことがあると地域に僅かだけど馴染んだのかなとも感じる。。。

地域との関わり、ハッキリ言って面倒くさい部分も多いが、やっぱり大切なもんだなということをちょっとした一週間のお務めから感じた。

そうやって一週間のお務めが無事に終わった。

*1:ピンクの帽子はさすがにちょっと恥ずかしくなったので初日だけにしました