立つ鳥後を濁さず・・・

3月のこの時期になると、新年度に向けた人の動きが激しくなってくる。
今までの職場を去っていく人、新たに職場にやってくる人、様々だ・・・。
最近、気になることとして私の今の職場では、今年度末に例年以上の人事の動きがある。その中である幹部職員が退職していったのだが、その去り方があまりにも汚い。
噂によれば、その幹部職員は職場の機密事項を持ち出し、それをどこかで公開して現経営者達を退陣に追い込みたいらしい。それによって一体何の得があるのか?巻き添えを喰らう他の一般職員の事は考えているのだろうか?
まあ、確かに他の職員の事は考えているらしい・・・、何故なら自分の贔屓の職員は同時に退職させていたからね。

元々、その幹部職員も今言うように悪い人ではなかった。様々な改革案を出し現況を打破しようと努力されていた。ただ、少し行き過ぎのところもあったのかもしれない。その中で現経営者達との折り合いが悪くなったのだろう。
もう少し時がたってみないとその退職幹部が正しかったのか現経営者が正しかったのかは解らないが・・・。
一ついえる事は、マキアヴェッリもその著書の中で言っているように

「たとえ結果がどんなに悪く終わろうとも、そもそも始められたきっかけは素晴らしいものであったのだ」

まあ、とにもかくにももう少し今の職場は組織改変が必要だと思う。私のイメージする目標は古代ローマ共和政体かな