10月号 中国の安全・品質問題「究極のリスク」とは何か

近頃何かと話題になる食品や玩具をはじめとする中国製品、一体この先どうなっていってしまうのだろうか?
隣にある日本としては色々な意味で心配が増すばかりである。私自身も最近は何か買い物をする時には「チャイナフリー」を気にしている。今の商品の購入の第一条件はどんなクチコミよりも中国製か?否か?である。

そんな中フォーサイトに掲載されているこの記事は気になった。上記主題の副題はこうだ

「メイド・イン・チャイナ」の信用失墜は中国経済にとって長期的なリスクとなろう。だが、より大きなリスクの存在も示唆している。原発だ。

なんとも背筋の寒くなる話だ。
こういうことらしい
今、中国では経済発展とともに電力需要が急増しており、それに伴い原発新設を2030年までに50基承認したらしいい。
ラッシュだ。ということは忙しい。どうなるのか?

粗悪な鋼材をつかってつくられた原子炉やその他の付帯施設、鉄筋が抜かれ、セメントの量を減らしたコンクリート製原子炉建屋、溶接不十分な配管・・・。中国製原発で安全・品質問題が起きる確立はかなり高いとみざるを得ない。しかも50基、100基といった建設ラッシュになれば熟練の作業者は不足する。技術が低く、自分たちの建設している施設がどんなものであるかを知らない作業者が原発をつくり上げることになる。次の原発工事が控えていれば、中国でよくあるスピード優先の工事になる。まさに安全・品質問題が起きる素地は十分だ。

冗談ではない!そんなことになれば日本は世界はただでは済まなくなる。今のうちに中国を隣国として何とかせねば