「ウェブ時代をこう生きてみたい」

このテーマを与えられた時、自分ならどのように考え、そしてどのような回答を出すのか今の自分が理解しえる範囲内で色々と考えてみた。

今の世界、日本だけでなく世界中何でも「検索」の時代だ。これは私自身も勿論そうだし人間自体が「知る」ってことにとても興味をもっているからだ。
おかげさまで、この人間の欲求をこの時代は「ウェブ世界の発達」によって満たしてくれている。知りたいこと、気になることが有れば、場所や時間を問わず携帯やPCを用いて即座に「検索」をし、自分の望む「結果」を得ている。
しかし、思うに何でも簡単に知ることが出来るようになった反面、そこには知ることに関する「責任」は希薄化していると感じる。「知る」ってことはとても大切なことであるし、それによって得られる「知識」も重要だろう、だけどこれからは自分が知った「知識」に対し「責任」を持つことが必要だと感じる。
「ウェブ世界」が充実し発達してことで、自らが望むある程度の結果は安易に達成(例えば、論文・実験結果・ニュース・スポーツの結果やそして将棋や囲碁の棋譜の再現)することが出来るだろう。知識を身に付けたいと思えば、自分の興味のもてる分野の話題を徹底的に検索し尽くせば、その分野においてそこそこの知識や技術をもって起つことができるだろう。だけどそれは単なる「人の真似」じゃないのか・・・。

これから先の「ウェブ時代」私はこうしたい、溢れかえる情報世界の中で自分に必要な情報を様々な角度から様々な分野から収集したい、そしてこれからも収集し続けるだろう、しかしそこで「順応の気構え」によって与えられた情報に流されていくのではなく「俯瞰の立場」から物事の全体を捉え自分の答えを導きだしたいと考える。そのようにして得た「知識」からその先の出来事を考え何か自分なりの考えを「知力」をもって生き抜けるようになりたいと考える。
知識から知力で新しく考え出す、これが私のサバイバルに必要な回答だ。

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

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