ちょっと真似る 知力を高める読書術、記憶術

先日読み終えた「国家と人生」という一冊の中に「知力を高める読書術、記憶術」という章が在った。その中で紹介されていて、気になっていた一冊が立ち寄った書店にあったので購入してみた。
その本は竹村健一氏と佐藤優氏のこのようなやり取りの中で紹介されていた。

国家と人生―寛容と多元主義が世界を変える

国家と人生―寛容と多元主義が世界を変える

竹村:記憶力の向上のためには、記憶が定着しやすいように基礎的な知識をしっかり蓄えておくべきというわけです   ね。

それを受けて佐藤氏は、こう答えた。

佐藤:まずはしっかりとした本を読むことです。国際関係の記憶力を向上させたいのだったら、たとえば矢野恒太記   念会の「日本国勢図会」を読む。中学生、高校生でも読めるので、これを推奨します。すべての統計データに   「一人当たり」が必ず出ていて、一人当たりのエネルギー消費量などが皮膚感覚でわかる。これで統計を読む   訓練を積みます。統計の基本的な読み方が理解できれば、記憶力は相当にアップすると思います。

日本国勢図会〈2007/08年版〉―日本がわかるデータブック

日本国勢図会〈2007/08年版〉―日本がわかるデータブック


これを信用しました。今年の何となくの目標が「何でも真似をしてみる!」なので、こういった統計数値などにも関心があったので「真似て」購入してみました。
ちなみに中身は以下のような内容で、確かに一つ一つの項目毎に解り易い解説がついており、今の日本と世界を理解するのに役立ちそうでした。

世界の国々
国土と国土利用
気候
人口の動き
府県と都市
労働
国民所得
資源・エネルギー
石炭・石油・天然ガス
原子力
電力
都市ガス
農業
農作物
畜産業
林業
水産業
工業
金属工業
機械工業
化学工業
食料品工業
繊維工業
窯業
パルプ・紙
ゴム
建設業
サービス産業
商業
会社・企業
わが国の貿易
世界の貿易
国際収支
物価
財政
通貨・金融
株式
保険
運輸
情報通信
国民の生活
レジャー
教育
社会保障
保健・衛生
環境問題
災害と事故
犯罪
国防と自衛隊

とても面白そうです。さあ、頑張って真似よう!