目指すところは、こういうことなんだな

tsuyokさんの「われ思う、故に…」の昨日のエントリー「今の課題 - 人生は長い暇つぶし。」を拝見させていただいた。
その中でtsuyokさんは次のように書かれている。

いい文章の共通点は美しさだと感じる。音楽や美術などの美しさは表面的な割合が大きいが、文章は読んだ後に頭の中に広がる美しさが大きいように思う。そんな文章を書けたらいいな、と思うようになった。今の状態でも無理やり書くことはできるが、自分の納得したものを書きたい。

とある。
“人の褌で相撲をとる”って訳じゃないが、正に今の私が思っていることをズバリと言い表しておられて、思わず「そうそう、その通り」と独りで思いっきり共感させていただいた。
先日の私自身のエントリー([コラム]整理されない引き出しと本棚)でも、書き切れなかったが結局自分はこういうことが言いたかったのだと思う。頭の中に浮かぶ様々なことを美しい文章として表現することが出来ないことが、すごくもどかしく感じる。本当に、バラバラに浮かぶ事柄をどのように拾い集め、文章として構築していくかは何時の時も考えているのだが、全くうまくいかないものだ。
こうやって毎回ブログを更新するときも、事前に何となく思いついた内容とタイトルの構成を練っているのだが、実際に書き始めると段々とズレて行く感じで最後にはまとまりが無いものと成っている。お恥ずかしいかぎりだ。

古代ローマ、カエサルキケロのラテン語の文章は読むものを魅了し虜にしたと聞くが、そういった文章を書くにはやはり大いなる感性と知識・技術なのだろう。

これからも、私は自分の文章力・表現力を高めるためのトレーニングの一環としてこのブログを更新していきますが、度々お見苦しい書き物もあると思います。その時は皆さん遠慮なさらずに、どうか存分に指摘してください!