一体なんなんだ?

驚いたッ!
独りの時間が訪れいつものようにニュースを見ようとおもったら「首相辞任!!」の特番になっているじゃないか!

また辞任?就任したのは確か去年の10月、まだ一年経っていないじゃないか。
一体なんなんだ?何で今このタイミングで辞任する必要があるのだろう?

今ちょうど「ローマ人の物語〜迷走する帝国〜」を読んでいる。長年の栄華を誇ったローマ帝国の崩壊への道程の序章だ。詳しくはまた後日にするが、この中では帝国の運営が段々を揺らいでいく過程、そして短期間の間に皇帝が何人も変わることによる政体の不安定さが描かれている。
読んでいると今の私たち日本国の状態を過去から指摘されているような錯覚に陥る。日本国が迷走を始めたのは何時からなのだろう?
本の中ではローマ帝国の終焉というゴールは何時かはハッキリとしている。だから、作中で描かれている混乱した目迷走する政体も悪いなりに終わりが来ることが理解されているから、読む方にとっては安心できる。しかし、今現実に起こっている迷走する政体は何時終わりが来るのか理解できない。本当に終わりが来るのか?終わりが来る時は一体どういう風になったいるのか?
そう考えるとたまらなく不安になる。
「また首相が変わったよ、どうせ次も長続きしないでしょ」「誰がやってもどうせ一緒だよ」なんて考えることが異常なのではないだろうか?
ころころと“国”の指導者が変わって行くのは絶対に異常なんだ。

あー、遠く先に見えるのはどんな世の中なのだろう?自分の子供が大人になる頃にはどうなっているのだろう?
不安だ。。。。