寿命。。。

職業上“寿命”について考える事が時々ある。
そう自分の寿命は一体いつ尽きるのか?
考えてはみるものの、実際には自分自身の寿命が今直ぐにでも尽きてしまうといったような事は実感出来ない。ただ想像するだけだ、いつまで生きているだろうか?悟るのはいつだろうか? なんて事をだ。。。

三上さん(id:elmikamino)がこんな事を書いておられた

生物には人間の科学によっては捉えられない寿命の把握があるんじゃないかな。野生動物はもちろん、飼い猫や飼い犬だってさ、自分の寿命を知っているって実感した経験が何度もあるよ。それは科学的真理じゃないけど、古来語り伝えられて来たある種の真実だって気もするんだ。それにね、人間だってさ、生き方、鍛え方次第では自分の死期を「正確に知る」ことができるようになるような気がするんだ

花咲か爺の幸福の哲学2:死の認識 - 三上のブログ
その時が近づけば感じることが出来ると考えます。

苦虫つぶしながらだらだら生きてないで、潔くけじめを付けながら、そして最期のけじめを見据えながら、笑顔で生きようぜ!

良い言葉です。
いつかは自分にも必ず訪れる寿命が尽きる日、その日が来ることを受け入れることがまず始まりなのではと考える。

尽きた後はどうなるのだろう?こんなふう考えられるようになるだろうか?
ローマ人の物語」で紹介されている一文です。ローマ街道沿いに今も存在する、無名の一市民の墓碑に刻まれているそうです。

わたしは死んで、ここに葬られている。灰の一つかみでしかなくなったのが今のわたしだが、灰は土になる。土は大地に浸透し、人間世界の土台をつくる。となれば、わたしは死んではいず、世界中で生きているということではないか

死は終わりじゃないんです。違う生の始まりです。
その生はどこで始まるか、どのように始まるかは判らないけど、とにかく終わりではない。

なんて事を考える、今日から始まった遅めの夏休みの夜でした。。。
(まとまりきらないままですが、答えはまだまだ私の人生では先です)