非日常を求めて・・・

先日行った“家族夏旅”、子供も大人も楽しめた。
先日、改めて長男に質問をしてみた「旅行、何が楽しかった?」と。。。
親としては“コアラを観た!”“吹き戻しを作った!”なんていう答えを期待していたのだが、そうでは無かった。そんな彼から返ってきた答えは「大きいお風呂に入ったのと、ご飯食べたのと、お泊りしたことッ!」だった。まるで大人の答えみたいだった。これを大人言葉に直すと「ゆっくり温泉に入って、美味しいものを食べて、のんびり寝坊する!」となる。まるっきり一緒だ;−)

そしてこれまた妻と話していたことなのだが、何処か遠出をする時には“水”“海”を求めて行くってことだ。
内陸部の京都市内に住んでいると、眼前に多量の水が拡がっている日常というのはありえない。単に我が家が遠出をあまりしないだけかもしれないが、たまに一山越えて琵琶湖まで行って眼の前一面に水面が拡がっているのをみると、それだけでそこには非日常をを感じる。それが“海”になればなおさらだ。
海は勿論のこと、広い水面というものに免疫が無い私たちにとってはやはり海は特別なものなのだろうと感じる。先日もトンネルを抜けて明石海峡大橋を渡る時にいきなり、眼の前に海が広がる。これはなんとも言えず興奮する風景で、子供も妻も私もテンションが上がっていた。
海が見える場所っていうのは私たちにとってはとても遠くに来た感覚だ。
だからなのか何処かへ行く時には、まず“海辺”って事を意識的にか無意識にか条件に探していると思う。

単に日常に海が無いからだけなのか、それとも海が特別なのかは判別が付かないところだが、“母なる海”は時間と空間を切り離し非日常を私たちに与えてくれた。

そんな気がした3日間の夏旅だった。。。