積読リストから読んでみよう!

恥ずかしいような話だが、私の積読リストの最も古いものの中には10年以上前に手に入れたものが何冊か存在する。
何度か読み始めては途中で読む事を止めてしまったりで、結局積読リストの中にずっと存在し続けている。「縁が無かった」のかもしれないが、それでも何故か私とずっと一緒にいる。
就職の時と結婚の時、2回の引越しを経て実家の本棚や箱の中に整理もされずに、ずっとついてくる積読リストの中の2冊がある。
ナマコの眼 (ちくま学芸文庫)マングローブの沼地で―東南アジア島嶼文化論への誘いである。この2冊は何度か手を出すものの、何故か読まないのにずっと手元にあった。この2冊を手にした経緯は私に“本を読む”事の大切さを教えてくれた方が、私にくれたものだった。。。

そして今回、最後まで読むことにした。きっかけは三上さん(id:elmikamino)の一連のエントリー
島嶼世界論 - 三上のブログ
島から島へ:ナマコ先生から学ぶ - 三上のブログ
矮小な自己満足を支える大きな構造を知る - 三上のブログ
から刺激を受けた。
読んでみよう!

今、まずは「マングローブの沼地で」から読み始めた。以前読もうとした時には、読み進めるのにかなり努力が必要だったが、今回はそうではないらしい。読んでいてそこに書かれていることが多少なりと自分なりに想像でき、理解出来ていると感じる。
読むための下地がようやく私の中に形成されたようだ。

感想はまた後日・・・