懐メロ

夜になると、とても涼しく、うっかりしていると風邪をひいてしまいそうだ。

子供達を寝かしつけたあと、妻と二人でテレビをみると「CDTV 15周年番組」なるものをやっていた。
そこで紹介される数々の歌はどれもこれも懐かしいもので、「あー、もうこんなに古いんだぁ」とか「まだ最近の曲だと思っていたけど、○年もたっているんだぁ」と感じるものばかりで、月日の移り変わりの速さと自分の重ねた年齢の数を実感したのだった。

今回改めて思ったのだが、“歌”は“記憶”“行動”と直結しているなと感じたのだった。
“15周年分”の話題となった歌を一挙に公開していたのだが、15年前といえば私は丁度高校3年生~大学生になる頃である。テレビを通じて耳にする歌詞、曲、そして映像を観ていると、普段は思い出すことのない記憶が蘇ってくる。その一曲が引き金となって、その曲を聴いていた時は自分が何をしていたのか、どんな場所にいたのか等が次々と記憶のそこから引っ張りだされてくる。これは隣で一緒に観ていた妻も同じように自分の過去を思い出していたらしい。

今までは“懐メロ”ってものの感覚がイマイチ分からなかったのだが、今回少し“懐メロ”を懐かしむという感覚が少し理解出来たように思う。
懐かしい曲を聴くこで、記憶が蘇る。

歌と行動と記憶の関係は面白い。