離れて初めて

何においてもそうだとおもうが、同じ環境にずっといると段々と何も感じなくなってしまう。たとえそれが良い部分であれ悪い部分であれそうだと思う。また「隣の家の芝生は綺麗だった」と同じように、他所にある物に対しても“良く”見えたり“悪く”見えたりするのだ。
しかしながらそれではまだ物事の、今いる場所の半分も理解出来ていないのだろう。
多分、自身における“田舎の存在”と似たような物なのじゃないだろうか?そこで生きている間、育っている間は“田舎”の良さが理解できない、しかし“田舎”を離れて暮らしてみると、今まで感じられなかった良さが見えてくる(もちろん悪いところも一緒に)。

仕事も一緒だと思う、中に居るだけでには見えないことが多い、色んな人たちと出会い刺激を受ける事で自身が活性化し、そして色んな物が見えてくる。視野が広がってくるのだろう。

留まっていては見えるものも見えない、一旦は離れてこそ見えてくる良さも存在するのだという事を、田舎に帰省して感じるのだった。