気づいてました?

また職業がらみのネタになってしまうのだが、昨夜“脳死”の事に触れたら救急の事についてちょっと思い出したことがあった。
毎日毎日、職場には救急車がやって来る。
やって来る救急隊は数隊あるのだが、その内救急隊員の方とも顔なじみになる。機会があれば世間話をすることもある。
私が勤務する職場では年に1,2度の割合で救命救急士の方の実習があるのだが、その時に聞いた話だ。

皆さんに聞きます、
最近車に乗っている時に救急車等の緊急走行している車に追い越された事はありますか?
その時は後ろから迫ってくる車にマイクで何か言われましたか?

多分、追い越される時には何も言われていないはずです。
以前ならば緊急走行する車両が迫ってくると後方より「緊急車両が通ります、道をあけてください」や「左によってください」なんて事を言われたと思います。
だけど、今は言われて無い事に気がついてましたか?
救急車などの緊急車両は最近は何もマイクで言いません、交差点を通過する時に少し「救急車が通ります!」と言うぐらいです。
この、言わなくなった理由を聞きました。
以前、どこかの救急車が緊急走行中に「左によってください」とマイクで言いながら走行していた。するとある慌てた車が左によった拍子にその車の後方から来ていたバイクと接触事故を起こしたという事だ。結果、どちらかは忘れたが事故に遭った方から苦情(提訴?)があったということだった。。。
以来、上からの“お達し”で「緊急走行中に外部マイクで“道をあけてください”というのはヤメ!」という事になったそうだ。


この話をしてくれた救急隊員の方が言っていました「最近は後ろから救急車が来てもよける車が少ない」と・・・

何か間違っていませんか?

世の中少しおかしな方向に行ってしまいそうです。