遅刻って

今朝の通勤中の車内で聞こえてきた高校生の会話だ。
「なぁ、○○って今日乗ってないな」
「あぁ、なんか“7:30に起きた!”ってメールが来てたよ」
「そっかぁ。じゃぁ、2限か3限から来るんかな?」
「かもねー」
とまあこのような内容だった。
どこかおかしくないですか?中々、文字だけでは伝わりにくいのですが、この会話中の彼等には“遅刻をする”って事を悪いと感じている素振りは全くなかった。ただ単に寝坊したから遅刻をするのは当たり前で、それが普通だというような感じだった。
今の学生ってこんなものですか?少なくとも私が中高生の頃は自分が遅刻する事は“罪”と感じていたし、また友人が遅刻をする事についても「マズイな」って事を思っていた。それが今は少々違うようである。
上記の会話をしていた高校生は地域ではそれなりの進学校の生徒である。
おかしいと思うのだが、私の感覚が古いだけだろうか?
これ以外にも最近は中高生だけではなく、小学生でも平然と遅刻している姿を見ることがある。明らかに始業時間は過ぎているのに、別に慌てる風でもなくノンビリとトボトボと学校に向かっている姿を見かける事が多い。

なんで今は“遅刻”が許容・容認されているのだろう?遅刻をしない、時間を守るって事は人として最低限のルールじゃないだろうか。今はまだ学生だからって気持ちがあって、社会に出れば“やるよ”か“出来るよ”って考えているのだろうか?そんなに簡単に体質は変わらないのじゃないのか、このまま“遅刻”に対して甘い世代が育てば世の中どうなるのだろう?

私も二人の子供の親だが、少なくとも自分の子供にはこのような遅刻を認めるようには育ってほしくないし、またそうなったとしたら私はそれを絶対に許さない。