一つ階段を上がった気がした

昨日書いていたように、今日は2週間ぶりにL先生の練習日だった。
私も一緒に行くのは3週間ぶりかな?
今日はどんなことを教えてもらえるのか、本人じゃないのに楽しみだった。

今彼が習っているのは「Bach Minuet №1」です。
これを来月7日の発表会で演奏します。
今の彼はとり合えず最初から最後まで音を出すことが出来ます。今までならある程度弾けるようになったら「じゃ、次はこの曲ね」といった具合に次々と新しい曲を習っていました。彼にとってもそうやって毎回違う曲を教えてもらえることはとても楽しかったようです。
しかし今回は後1ヶ月の間はしっかりみっちりと“Minuet”なんです。一つの曲を長期間みっちりとやるのは彼にとって初めての経験です。
その上この“Minuet”を演奏すると決まってからは、先生が変わりました。なんと言うのか、今までとは違うスイッチが入ったんです。指導に熱がこもっている感じです。
ですが、相手は自由気ままなワガママ4歳児、聞いているようで聞いていないし、聞いていないようで意外と聞いているし、見ていてハラハラします。
私には技術的な詳しいことはさっぱりと解りませんが、今まであまりやってこなかった細かな技術的なことを教えてもらっているみたいです。かなり自由にワガママ演奏をやってきた4歳児には今までと勝手が違い、少々退屈なこともあるみたいですが・・・

今までは一つの曲を間違えず音を出して弾くだけだったのが、一つ階段を上がりいかにして弾くかになったようです。
確かに変わります。帰宅後、今日教えて頂いた点を修正しながら家でまた弾いていましたが、明らかに昨日までと音が変わりました。
後1ヶ月でどのように変化していくのかがとても楽しみです。

いつも思いますが、よくやっているなと感心します。

カウントダウンは進んでいきます。