物の価値は知らないともったいない

子供を寝かしたあと一旦は起きて来たのですが、そのままリビングでゴロゴロしている内にどうやらまた眠っていたようでした。今頃また活動再開しています ^^

さて、先週の土曜日に「国際マンガミュージアムに行ったよう〜」っていう話を簡単に書いていましたが、ちょっと続きです。
さて、ミュージアムに訪れる数日前に新聞で知った話ですが、「漫画「火の鳥」に出てくる“火の鳥”の巨大なオブジェがミュージアムの吹き抜けに設置された」という話がありました。
その時は単に
「そうなんだ。そんなに大きなオブジェが飾られたんだ。一度みたいな」
という程度に考えているだけだったのですが、タイミングよく訪れることになって観てきました。

左から

右から

下から

そして顔のアップ

確かに、大きくて存在感はありました。「火の鳥」で描かれているイメージのままだなと考えたりと、その時は特別に思うところはありませんでした。

しかし翌日に父と会った際、その“火の鳥”の話題となり父が
「あの“火の鳥”はなかなか凝った作りらしいね」
と言われました。私には全く驚きで、そんな凝った作りであるなんてことは全く分からず、その時もそんな風に観てはいませんでした。
帰宅してニュースを調べてみると

彫刻は幅11メートル、高さ4・5メートルの紅松製。京都が誇る伝統技術の魅力を発信するのが狙いで、昨年末から京都の伝統工芸士須藤光昭氏(64)が制作していた。
「寄せ木造り」で、目には鎌倉時代以降の仏像に使われる「玉眼」の技術を駆使。仕上げに漆を塗って金箔(きんぱく)や彩色を施し、翼を大きく広げて飛び立つ「火の鳥」を表現。

〜MSN産経ニュースより〜
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/090915/gam0909151248000-n1.htm

ナント!かなり本格的な作りだったんですね。本職の“仏師”の方が作られたもので、細かい細工も施されているとは・・・・
迂闊でした。
知っていれば違った観方もあったのでしょうが、当日の私には

「大きいオブジェ」「火の鳥」「吹き抜けに設置」

といったキーワードしか頭になく、本当に単純に前を通り眺めただけでした。

上のニュースにあるような情報を持っていれば、もっと細部の観察をしたのに・・・

ちょっと残念な失敗でした。だけど、これで少なくとももう一度ミュージアムにお邪魔する理由が出来ました。
で、ついでに(って、どちがついでかは分かりませんが ^^)また中庭で寝そべって漫画を読みます。