そんな風に終わらないでくれ

昨年末から地上波で放映されていた「24 シーズン?」がようやく終わった。
昨夜?に放送されていたものを録画しておき先程視聴したが、率直な感想としては「24話分人を釘付けにしておいてその終わり方はないだろう!」と感じた。
シリーズの途中ぐらいで、「いよいよこのドラマもお終いかな?(主人公がどうにも復活できそうになかったので)」と思って、ググってみると年始からアメリカではシーズン?が放映されていたので、どにかして主人公は生きながらえるんだとは分かっていたのだが、それにしても24話目の終わり方がアレではもう次作への伏線が多すぎて困ってしまう。


まぁ“困ってしまう”ということは制作側の意図にしっかりと絡め取られているのだろう


それにしても今回一番感心したのは最終話で主人公がいよいよ自分の運命・死が間近に迫った時に最後に会話をしたのがシーズンの途中で言い争ったイスラム教の宗教指導者?だったことだ。
今までのこのような今までの自分の行動を振り返り、死を目前にして魂の救済を求める場合に側にいて相手を受け入れるのはキリスト教者であったはずだ。しかしそれが一時的にではあっても敵対していたイスラム教の宗教指導者が主人公の最後の言葉を聞き、そして主人公に対して救いの言葉を与える。。。
そしてこの宗教指導者から父の今際の際に訪れた主人公の娘に

「彼の友人です。最後の言葉を聞きました」

というような事を語らせるのは“スゴイな”と感じた。

争ってはいても話せば理解出来る。お互いに理解できれば“友人”になれる。
アメリカは、キリスト教は、イスラムの敵ではない。お互いが理解しあおう、そのようなメッセージが加味されているように感じた。

ああ、シーズン?が気になる・・・・!!