離れて気づくもの

先週末は実家に帰っていたのだが、実家の周辺の山々は今まさに紅葉の真っ盛りで「赤い山」「黄色い山」が家の周囲を囲んでいた。
右を見ても、左をみてもボリュームたっぷりの紅葉で、それはそれはとても見事だと感じた。

それにしても「紅葉」を見て「見事」や「キレイだ」と感じるようになったのはいつ頃からだろうか・・・?
少なくとも実家で生活している時にはそのような事を感じたことは無かったはずだ。
それが実家を離れて生活をするようになり、周りにそういった山々の環境を近くに感じることが無くなった。そして時々帰ると、今まで感じ無かったものの素晴らしさに気づく・・・
今までからその場に変わらず存在していたはずなのだが、全く気づいていなかったのだ。

京都市内には紅葉で有名な箇所が幾つもある。
その内の幾つかを観に行った事もある。それはそれでたしかにキレイで見事なものであった*1
だけど、そういった有名所の紅葉も実家周辺の山々の紅葉には敵わないと感じた*2

これまで目にしていたのに気づかず、離れてみて初めて気がつくことが出来る。

*1:だけど今思えばこれは人工的な紅葉だと思った

*2:こちらは自然に出来上がった、自然が作った紅葉である