驚きと恐怖

今日は曇り、午後から雨、天気予報通りだった。

午前中出かけた先で、買い物に行くために少し歩いた。
同じ京都市内だけど慣れていない街。建物や街の造りを見ていると数十年前の新興住宅地という感じだろうか、今では年数が経過した建物に住人の方はご高齢の方が多いような感じだった。階層の低いアパートや集合店舗、その脇には何棟か一緒に立っている団地があった。
そういった具合で、日常暮らしている街とは違い慣れない街なので、色々と周りを観察しながら歩いていた。

通りを歩いていて、その時ふと見上げた低階層のコンクリート作りの建物、それは4階建てだった。
今更だが驚いた。
東北地方を襲った津波は4階建ての建物も飲み込む程の高さだった。4階建て程の高さの津波、15M程の津波と聞いて想像はしてみても、解ったつもりでも解っていなかった。4階建ての建物を真下から見上げ、それを飲み込む程の津波が迫ってくることを想像した。。。
波が、自分の立つ通りの両サイドに立っている建物より高い津波が襲ってくる。
考えただけで怖くなってきた。

今になって津波の驚異を少し体感した気がした。