シリコンバレーからの手紙 №125 №126 を読んでみて

シリコンバレーからの手紙№125*1ウェブ上にがアップされ、同日手元に雑誌フォーサイト(3月号)届いた。まず、気になっていたシリコンバレーからの手紙№126を読む。
梅田望夫氏が書かれた二つの掲載文を読んでみて、確かに「ビスタ」はあまり熱狂的な必要性を僕は感じない。まだまだ後からでも十分だ と思った。

その他にも、前述のシリコンバレーからの手紙№125にあるグーグルの「クラウド(雲)・コンピューティング」と№126にあるマイクロソフトのデータセンターの話から最初に受けた印象は(まったく見当違いの認識かもしれないが)、映画「ターミネーター2

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に出てくるスカイ・ネットのコンピューターシステムをイメージした。

また、グーグルの「世界中の情報を整理し尽くす」というビジョンと巨大なデータセンターを用いて「クラウド・コンピューティング」の時代とは?僕の理解に置き換え表現すると、「拡散したサイバースペース」の「クラウド・コンピューティング」それは生まれたての赤ん坊の脳なのだろうか・・・。今世界中の人々が日々グーグルの提供する検索エンジンを使用して様々な情報を検索している。その検索した情報はウェブ(蜘蛛の巣)を介し様々な人とリンクしている。そうやって検索した結果がグーグルの「世界中の情報を整理し尽くす」と合わさり、現在構築されているデータセンターに蓄積されていけば、それはまるでウェブ(蜘蛛の巣)ではなく脳神経回路(シナプス)をどんどん増やし成長していく“”のように思えてくる。そうなれば、僕らは人間で言えば脳を成長させるために色々な情報を収集する手や耳や目といった感覚器のようだ。
クラウド・コンピューティング」、その成長したシステム(=脳?)を僕らは使いこなすのか?、またはクラウドの手足となっていくのか?一体どちらだろうか・・・。

とにかく今後が楽しみである。

*1:雑誌[[フォーサイト]]2月号に掲載