気がかりなことはないですか?

TBSの番組、情熱大陸で(2007年3月25日放送分)医師 林章敏先生が紹介されていた。
その中で、先生が回診時に使われる言葉として「何か気がかりなことはないですか?」これにより患者さんたちは皆さん自分から体調のことや家族のことや退院後の楽しみのことまで色々と話をされていた。
私も病院という環境で仕事をしており、その中で毎日のように患者さんたちに「どうですか?」「どこか痛いところはないですか?」と一方的に会話を限定した話の仕方をしているなと自分自身で感じた。
そこで最近は少しだけ、林医師の真似をしてみることにした。私も「何か気になることはありますか?」と問いかけるようにしてみた(特に初診時や初対面の患者さんたちに)。するとどうだろうか、今までに無かったような反応が返ってくる。林医師が番組中で言われていたように、身体のことだけではなく本当に自分が今気になることを色々と話してくださるようになったし、また話しやすそうだった。(今までそのような雰囲気を作れなかった自分に反省です)
とにかくこの「気がかりなことは何ですか?」とても素晴らしい人と人とを繋ぐいい言葉だと感じた。これからも使っていきたいと思う。
http://blog.mbs.jp/cgi-bin/mt-tb2.cgi/301:title情熱大陸