語録

何でも食べたよ

今日の午後、入院中の患者さんとゆっくりと話をする時間があった。 その方は90歳代前半の女性、丁度10代の終わりから20代の前半が戦中、戦後と国内がとても困難な時分を生きてこられたということになる。その中で戦後の食糧難の時代にどうしていたかという話…

自分の作った影

ちょっと目にとまったので記録家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。野口英世

一つ一つ確実に、自分の足元を確かめて

毎日を前だけを見て進んでいると、時々自分のことが見えにくくなってくることがある。 日々Violin道を邁進している長男も今そんな感じなのかなと思う。。。 だから 「一足跳びに山の頂上にあがるのも、一歩一歩としっかりと登ってゆくのも、結局は同じこと。…

日々、レールはない

今日は先日の長男の授業参観日に続いて次男の保育園の発表会。 けど、次男の通う保育園では「発表会」ではなくこういった行事は全て「まつり」としていて、子どもたちが大人や周りから一方的に与えられて、そのまま言われた通りに、望まれた通りいやり遂げる…

忙しくても

「忙しい」という言葉は使わないようにしています。忙しいという漢字は「心を亡くす」と書くからです。忙しいではなく、充実。疲れたではなく、がんばった。口から出る言葉はハッピーな響きの方がいいです。(ベッキー) https://www.facebook.com/photo.php…

その時にむけて備えておくこと

なにかを為したいと思う者は、まずなによりも先に、準備に専念することが必要だ。 機会の訪れを待っての準備開始では、もう遅い。幸運に微笑まれるより前に、準備は整えておかねばならない。 このことさえ怠りなくやっておけば、好機が訪れるやただちに、そ…

演奏について

先日録画していた番組を子供と一緒に観ていたら指揮者の佐渡裕氏がこんなことを言っていた。難しいからやっぱり面白い。 格好良く演奏するためには、難しいことをやんなきゃいけないし、そう簡単に手に入らない所に魅力がやっぱりあるのかな。。。 日々、ヴ…

 4周目のはじまり

家族や支えてくれる人たちのおかげで人生の3周目を無事に走り終えた。そしてまた4周目が始まる。。。 子供たちも日に日に大きく育っていき、子供たちの成長を一緒に私自身も一つづつ成長?している感じだ。 そうやって子を持ち、親となって、ここ数年でよ…

 ブレンドはイイッ!

ふと手にした雑誌の裏にダイドードリンコの広告が掲載されていた。 コレ イイ具合のコピーだな。。。

 ブッダのことば

Eテレの「100分de名著」で紹介されていた 名著11 ブッダ『真理のことば』:100分 de 名著 ものごとは心に導かれ 心に仕え 心によって作り出される もし人が汚れた心で話し 行動するなら その人には苦しみが付き従う あたかも車輪が それを牽く牛の足に…

 自身の果物を食べなさい

年末にちょっとしたキッカケでこの本に登場する人物と知り合いになった。忘れないよ!ヴェトナム (幻冬舎文庫)作者: 田口ランディ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2001/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見るで、その登場する人物のことはここ…

 「法の正義」とは「平衡感覚」

平衡感覚とは、互いに矛盾する両極にあることの、中間点に腰をすえることではないと思う。両極の間の行き来を繰り返しつつ、しばしば一方の極に接近する場合もありつつ、問題の解決に適した一点を探し求めるという、永遠の移動行為ではなかろうか。 自由と秩…

 人間世界の多くのことは「苦」を伴わないでは済まない

政治でも軍事でも行政でも、人間世界の多くのことは「苦」を伴わないでは済まない。ゆえにそれを国民に求めねばならない為政者に必要な資質は、「苦」を「楽」と言いくるめることではなく、「苦」は苦でも、喜んでそれをする気持ちにさせることである。ロー…

 一気に決める

新しい政策を断行しなければならない場合は、人々に考え批判する時間を与えないよう次々と行うべきである。ニコロ・マキアヴェッリ 相手や周囲には出来るだけ悟られないように、将棋やチェスで巧妙に駒を配置して決める時には一気に事を進めていくといったよ…

 衰退期。。。

衰退期に入って長い民族が、再び興隆したという例はない。例があるとすれば、大手術をほどこして、国家の構造自体をつくり変えてしまった場合に限られる。ユリウス・カエサル ルビコン以後(下) P.197 我が国はどうだろう? 明らかに衰退期に入っているが、…

 才能と協力者

自分にある種の才能が欠けていてもそれ自体では不利ではなく、欠けている才能を代行できる者との協力体制さえ確立すればよいユリウス・カエサル ルビコン以後(下) P.159 政治的なセンスも軍事的なセンスも両方をもっていたユリウス・カエサルは後継者に指…

 時代に合わせた自己改革

人間にとっては、ゼロから起ちあがるよりも、それまでは見事に機能していたシステムを変える必要に迫られた場合のほうが、よほどの難事業になる。 (中略) 自己改革ほど、とくに自らの能力に自信をもつのに慣れてきた人々の自己改革ほど、むずかしいことは…

指し示す人物

「歴史とはときに、突如一人の人物の中に自らを凝縮し、世界はその後、この人の指し示した方向に向かうといったことを好むものである。これらの偉大な個人においては、普遍と特殊、留まるものと動くものとが、一人の人格に集約されている。彼らは、国家や宗…

 部下が失敗した場合

人間は、気落ちしているときにお前の責任ではないと言われると、ついほっとして、そうなんだ、おれの責任ではなかったのだ、と思ってしまうものである。こう思ってしまうと、再起に必要なエネルギーを自己生産することが困難になる。ついつい、指導者の判断…

 虚栄心と野心

虚栄心とは、他者から良く思われたいという心情であり、野心とは、何かをやり遂げたい意志であると思っている。他者から良く思われたい人には権力は不可欠ではないが、何かをやり遂げたいと思う人には、権力は、ないしはそれをやるに必要な力は不可欠である…

 上司と部下 リーダーとその他

陣頭で指揮する司令官とその彼に率いられて闘う精鋭との関係は、苦楽をともににする期間が長くなればなるほど、信頼度が増すと同時に親密度も増すのは人の常である。それが、何かのきっかけで、親密度の限界を越えて「甘え」に変るのだ。甘えとは、それがほ…

 人は好みの情報を盲信してしまうのか

「人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう」 ユリウス-カエサル ルビコン以前(中) P.204 色々と見て、聞いて、考えることが必要だな。ただし熱狂的にではなく、冷静にね。。。

 やりすぎてはイケナイ。 排除ではなくて共生が大事

少数の勝者で多数の敗者を統治しなけらばならない場合の鉄則は、既存の統治階級の温存、につきる。既成階級を変革したくとも、それは後に延期すべきで、当面やらなければならないことの第一は、既成階級を安心させることなのだ。なぜなら、敗者であるこの人…

 福祉政策

経済的に良いことは社会的にも良い結果をもたらすとはかぎらない。(中略)福祉を充実させれば解消する問題ではない。失業者とはただ単に、職を失ったがゆえに生活の手段を失った人々ではない。社会での自らの存在理由を失った人々なのだ。終日、樽の中に寝…

 想像し理解する

自身で経験したことにしか考えが及ばないようでは、官僚はやれても政治家はやれない。自身で経験していないことでも知識と想像力を駆使することによって、ローマ人が好んだ言葉で言えば「comprehendere」、つまり「把握し理解する」必要があり、それには情報…

 大事を成す

大事を成すには、情熱的でエネルギッシュであるだけでは不充分で、そのうえさらに冷徹さが求められる。だが、情熱的でエネルギッシュであることとクールであることは、多くの場合両立しない。ローマ世界の終焉(中) P.59 自己抑止力が必要ということですね…

 コミュニケーションの大切さ

人間の幸せには、客観的な基準は存在しないからである。それを精神的なことにかぎれば、コミュニケートがある、ということは、人を充分に幸せにする。とはいえ、「コミュニケート」とは、ともに過ごす時間が多ければ多いほど、コミュニケート度も高くなると…

 譲れない一線

人間には、絶対に譲れない一線というものがある。それは各自各様なものであるために客観性はなく、ゆえに法律で律することもできなければ、宗教で教えることもできない。一人一人が自分にとって良しとする生き方であって、万人共通の真理を探求する哲学でも…

 ローマ世界の終焉

亡国とは、黙って静かに生きてきた末に訪れる現象ではない。強風にあおられた波が前後左右にぶつかっては泡立つように、社会がコントロールもなく流動し合っ た末に行きつく結末だ。 ローマ世界の終焉(上) P.33 こんな言葉が綴られてしまうまでになった古…

 システムの持つ両面

システムのもつプラス面は、誰が実施者になってもほどほどの成果が保証されるところにある。反対にマイナス面は、ほどほどの成果しかあげないようでは敗北につながってしまうような場合、共同体が蒙らざるをえない実害が大きすぎる点にある。 ゆえに、システ…