パイプラインで軍隊を“送り込む”ロシアの新手

ロシアに新たに正規軍以外の軍隊が誕生するらしい。
それは、国営天然ガス企業ガスプロムと国営石油パイプライン企業トランスネフチに対し“独自軍”を認める法律改正案にプーチン大統領が署名したということだ。

記事によると

法案の改正内容は、両社に「国家戦略企業」の地位を与え、社の警備部門を“軍”と言えるレベルにまで引き上げるものだ。両社はあらゆる種類の拳銃や小銃を装備し、実際に使用することを許される。“徴兵”も両社の裁量で行えるようになり、部隊の規模にも制約はない。

だそうだ。驚きである。名目上は「パイプラインに対するテロ攻撃」を防ぐためらしい。

今のところ改正法案は国内法であるらしいが、今後の展開によっては“テロ”を理由にジワジワとパイプラインに沿って“独自軍”が他国に進駐していくのかと予測される。

ロシアの北極海での活動も気になる
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