秋の訪れ

今日は家族揃って私の実家に帰って来ている。やはりこちらは京都市内と比べてはるかに涼しく過ごしやすい。とても爽やかだ。
今も私の隣で寝かし付けた次男を横目に、私もベッドに横たわっている。耳に届くのは次男のたてる寝息と窓の外から聞こえてくる虫と蛙の泣き声だけだ。
夕食時に摂ったアルコールも手伝って、とても良い心地だ。

田舎はこんな具合だが、京都市内もようやく一昨日ぐらいから幾分かは過ごしやすくなってきた。とは言っても日中の気温はまだ30℃を越える事もあるし、来週にはまた残暑も厳しくなるとか、だから多分過ごしやすいと感じるのも一時の事なのだろ。
しかし、朝夕に見上げる空に広がる雲や色合いが作り出す空模様には秋の気配を感じる事が出来る。この年齢になったからなのか、それとも子供の頃からそのように感じていたのかは解らないが、この時期の夕暮れから夕闇へと移っていく空を見ているとそこには物悲しさが心をよぎる。

これも秋の訪れの一つなのかなぁ…