身近なところにも

昨日のことだ、いつもの時間にいつものリズムでいつものように歩いて駅の改札を通ろうとしたら、視界の片隅を普段そこには無いはずの物の存在を認めた。
なんだろう?と思って注意をそちらに向けてみると、それはどうやら自動販売機であった。
しかしそれは通常目にするものと違っていた、よく観てみると「災害対応型自動販売機」と上部に記してあった。

それを見て「地震などの大規模災害時に飲料を提供するやつね」という事を理解した。
今まではそういった機能を持った自販機の存在や、またコンビニにおける帰宅困難者への支援などを話で聞くことはあっても実際に目にするのは初めてであったので、少々面食らったのだ。
日常において、特に京都なんかだと大規模な災害(風雨や地震)に関して遠い場所で起こっているニュースでしか観ることの無い出来事であり、「自分たちには起こらないだろう」という根拠の無い安心を持っている。しかし、今回このように“リアル”な災害対策用機器を目にすると、現実的には何処に何時、災害が起こっても不思議じゃないんだという気構えを持っておかなきゃならないなという事を実感したのだった。

“備えあれば憂えなし”とはいうが、これらのお世話にはなりたくないものだ。。。