後、1ヶ月です!

気がつけば「シュンポシオン横浜」まで丁度あと1ヵ月となりました。
もう毎日がその日に向けて楽しみでなりません。
既にお会いした方との再会、まだお会いしたことはないが会ってみたい方々、全く初めて知る方々、いずれにしても楽しみでなりません。
だから最近の夜の楽しみは倉田さんの提案による「皆さんのお薦め」を読むことです。
お会いする皆さんに少しでも近づけたらと思います。
皆さんが何を思い、何を考えられ、そして毎日をどう生きてられるかが解るのじゃないでしょうか、ブログを通じた方とお会いする時に感じる事ですが「初めて会っても、初めての気がしない」、そんな事をいつも感じます。「初めて」っていう時間を穴埋めしてくれる力がありますね。

で、こうやって毎晩ウェブを通じて皆さんと出会っていると昔書いたエントリーを思い出しました。
[コラム]どれだけの人が・・・? - Fere libenter homines id quod volunt credunt

この中で今は拙ブログの右側に住んでいるマキアヴェッリの手紙の一説を引用していました。

夜がくると、家にもどる。そして、書斎に入る。入る前に、泥やなにかで汚れた毎日の服を脱ぎ、官服を身に着ける。
 礼儀をわきまえた服装に身をととのえてから、古の人々のいる、古の宮廷に参上する。そこでは、わたしは、彼らから親切にむかえられ、あの食物、わたしだけのための、そのためにわたしは生をうけた、食物を食すのだ。そこでのわたしは、恥ずかしがりもせずに彼らと話し、彼らの行為の理由をたずねる。彼らも人間らしさをあらわにして答えてくれる。
 四時間というもの、まったくたいくつを感じない。すべての苦悩は忘れ、貧乏も怖れなくなり、死への恐怖も感じなくなる。彼らの世界に、全身全霊で移り棲んでしまうからだ。
塩野七生 「わが友マキアヴェッリフィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)」より引用

今の私の行動はこれに近いものがあるように感じられます。もっとも私の場合、マキアヴェッリのように“泥やなにかで汚れた毎日の服を脱ぎ、官服を身に着ける。礼儀をわきまえた服装に身をととのえてから・・・”ではなく、“グラス片手に・・・”なんですけどね ;-)


とにかく1ヵ月後がとても待ち遠しい!