三昧

午前中はいつも通り仕事だった。
今日は午後から長男共々とても楽しみが続く日であった。

まずは近所のデパート前であったヴァイオリンのライブ演奏。
こちらは道行く“お客さん”に少し立ち止まって興味を持ってもらいたい、ってのが目的なので(勝手な想像ですが・・・)演奏された曲目も「おくりびと」や「情熱大陸」などのテレビなどのメディアを通じて一度は耳にしたことがある曲ばかりが演奏されていました。

だから長男も私も少し“期待ハズレ”で不完全燃焼でした。。。

で、気をとり直して次へ!
次は先日お伝えしていた「おいしい紅茶をヴァイオリンの音色とともに」という名の小さな演奏会です。

こちらはヴァイオリニストの ヤンネ舘野氏 が無伴奏でバッハやシベリウス等の曲を演奏されました。そして最後にはヤンネ氏の御友人の 大野しほさんも御参加くださりお二人での合奏はとてもヨカッタです。
まぁ、毎度のことですが演奏について、演奏された曲については私の知識は全く皆無でありアレコレ批評する知識も何もありません。
ただその場で聴いて自分の耳に“心地良い”か“そうでない”かだけを基準にしています。
お店自体はとても小さなものなので、今日も30人近くの方がこられただけでもうイッパイイッパイでした。しかし演奏を聴かれていた皆さんの演奏中のお顔はとても穏やかで、どこか嬉しそうな雰囲気が感じられました。
そして一曲終わるごとに大きな拍手、とても良い空間がそこには在ったと思います。
小さなお店での小さなコンサートですが、逆にその小ささが奏者と聴衆の距離をとても身近なものとし一体となっていました。
演奏後、ヤンネ氏の故郷フィンランドや氏の演奏DVDを観ながらの歓談の席では堅苦しい空気もなくたのしそうでした。
とても良いコンサートだったと思います。
撮影した動画は後日アップすることにしますが、とりあえずは今日の曲目の一部を・・・

  • J.S.バッハ:アリア(ヴァイオリンソナタ ハ長調より ラルゴ)
  • J.マスネ:タイスの瞑想曲
  • 瀧 廉太郎:荒城の月
  • J.S.バッハ:ガヴォットとロンド(ヴァイオリンのためのホ長調 パルティータより)
  • G.フォーレ:夢のあとに
  • A.アグリ:心から

とても良い時間だった。長男もとても満足した様子であった。また開催して欲しいな・・・