渡邊恒雄 メディアと権力

渡邊恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)

渡邊恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)

久しぶりに読んでいて「オモシロイッ!!」と感じた一冊であった。
最初の部分は全共闘学生運動なんかの話で、あまり実感のない私にとっては「・・・?」といった感じであったが、その後の“読売新聞社”に入社後の話は読んでいて圧倒される感じであった。

いつも偉そうな態度で日本球界のことや、政治の重要な部分で顔を出して“激しい”事を言っているあの人物。。。
なんでいつもあんなに偉そうなのか疑問だったが、これを読むと“渡辺恒雄ナベツネ”さんのことが少し分かるんじゃないかなと思う。

読んでいる最中に“ナベツネ”さんの政治に対する働きかけに対し、何度「オイオイ!それはやり過ぎ!」「そこまで好き放題できるの!?」と“ツッコミ”を入れたくなったか数え上げればキリがないです。

これを読むと今はまだ「大分おとなしくなったんだな」と思ってしまいます。

とにかくオモシロイ一冊でした。