時が経っても

暫く前からずっと話題になっているが、アポロ11号が月面に到着してから今日で丁度40周年ということであった。
40年前といえば、私は勿論生れているはずもなく当時のニュース映像をみてその結果を知っているのみである。

今回、40周年という事で様々なイヴェントが行われていた。
Twitterではアポロ11号と管制官とのやり取りの記録が打ち上げの時点から順次タイムラインに沿って流されているし、Google Earthの月版ではアポロ11号の月面着陸の“ツアー”が用意されていたりでとても面白い。

中でもやはりTwitterでの交信記録には興奮した。
月面に着陸してから、月面に降り立つまでも私が思っていた以上に時間がかかっており、「まだか・・・、まだか・・・」とその時が来るのが待ち通しかった。そしていよいよその時となり、「ハッチを開ける」「今からステップのところ」なんてことが過ぎ、遂にはあの有名な台詞の場面へと辿り着く頃にはリアルタイムの出来事じゃないのに、もう興奮の頂点に達していた。
そう、リアルタイムの出来事じゃないのに、リアルな交信のやり取りを正確に時間に沿って掲載することで、字面を読んでいるだけなのにとても楽しめた。

40年が経ち、今ではもっと技術も進化している世界に生きる私たちが現在においてもこれほど興奮する出来事であったのだから、当時はもっと凄かったのだろうと勝手に想像している。

次に私たちがリアルでこれほど興奮する出来事は一体何になるのだろうか?

楽しい一日であった。